オカリナの豆知識
仮に土で出来た壺状の笛をオカリナと称するのであれば…その起源は計り知れない程遠い昔の事になるであろう。
日本では弥生時代の土笛が有名であるが、中国には更に古い時代のそれが存在するし、世界中でこの土笛は見られる。
私達がよく目にする12穴のオカリナは実は日本で改良されたもので、その直系の先祖は19世紀のイタリアでドナーティーが考案したものにまで遡る。
因みにこのオリジナルを踏襲しているのがメナーリオと云う本国本場のメーカー。
世界的に見ると、現在、楽器としての完成度は台湾、中国が世界最高水準で日本がそれに追随する形。
特に日本では様々なニーズに対応した製作家のコンセプトが楽器に反映されているようである。


■ オカリナの語源
オカリナの語源は(伊)ガチョウ。
リコーダーと同じく、鳥に縁があるのは面白いが楽器も奏法も発展途上で、音域を広げる為に吹き口の複数あるダブル管やトリプルのタイプも作られている。
通常タイプは大小様々でリコーダーのように吹けば直ぐ音が出るのでイージーに考えられがちだが、
根本的な難しさは他の管楽器と同じで特にピッチコントロールはリコーダー以上に難儀である(笑)。
併しながらこの不安定さが逆に柔軟性をもたらし、様々なジャンルに対応する不思議な魅力を持っている…と僕は思います。


